On THE SCREW I.C.E UT その1


昨年末にバタバタぁーと発売したアイアン型ユーティリティー

”Muziik On The Screw I.C.E”

実はI.C.EのネーミングはIron, Control, Easyから取っているんです。
製品性能やコンセプトもこれを基準に作っています。

開発に着手したのは2015年12月。今でもそうですが、ウッド型ユーティリティーが
全盛の中、なんか同じもの作っても面白くないなぁ、ムジークらしくないなぁ。。。
という、いつもの一人相撲的発想でアイアン型ユーティリティを作る事に。

もう一つの思いとして、確かにウッド型ユーティリティは易しいのだけれども、
ターゲットに対して打っていくというより、なんとなく漠然とグリーンに行けば良いと言った感覚がありまして、ピンを刺していくゆくUTが欲しいなぁと考えたのです。

アイアン型は難しいから売れないヨーーーという声も聞きながらも、

”じゃぁウッド型より易しいアイアン型を作ってやろうじゃないか”

と開発を始めました。

まず選んだ素材はチタン。

アイアン型が難しいのは絶対的に重心が浅い事。形状を幅広ソールのキャビティ構造
にすれば多少は改善するでしょうが、構えた時にソールが見えるのがどうも許せない。

通常のユーティリティでボディに使われるステンレスの比重が7.9。6−4チタンの比重が4.51。さらにはチタンの方が薄く使えるので約半分の軽さで作れるという事。
あと半分の重量をソール部下方に加える事で、ぐっと重心が深くなる訳です。

I.C.Eはボディとソール部の2ピース構造になっていて、ソール部分に90gのタングステンを中から圧入。

さらに外側にタングステンねじを装着する事で108gをソールにつけた訳です。
(ヘッドを軽くするためのステンレスねじも可変可能です。)
ヘッド重量の半分近くがソール部に集まっている事になります。

ゴルフ業界でいうところの低重心、深重心です。(ありきたりですが。。。)

さらに重要なことがもうひとつ。

ドライバーのルールとなる反発係数はCT値239マイクロセカンド±18。
上限はMax256マイクロセコンド(C.O.Rで言うところの0.83)です。

現在のルールでは適合リストはないものの、FWもUTもすべてこのルールに従うように
定められています。

ではFWやUTで使われる、通常のステンレス&マレージングフェイスのCT値はと言うと
180-190マイクロセコンドしかない訳です。
フェース研磨してフェース厚さが1.6mmになったFWを測ってみてもCT値196でした。

ユーティリティも同じです。

ここでチタンを使う意味があるのです。

チタンボディはステンレスボディより肉厚が薄いため、反発係数が増すんです。
それでも2.55mmくらいのフェース厚だとCT210マイクロセコンドくらいですが、2.3mm-2.25mmまで持っていくとCT値250前後まで上がります。

これで飛距離性能も実現。

I.C.Eの場合、ソール部の重量配分のおかげ(のせいでとも言う)でボールが異常に上がりますので、前にぐんぐんと言うよりは上にぐんぐんと飛ぶと言うイメージ。

21度でも7、8番アイアンくらいの高弾道ですので、番手で選ぶと言うより、何ヤード飛ばしたいかで番手を選ぶ方が良いと思います。

ムジーク契約の特約店のみでの販売ですが、試打クラブを用意しているお店が多いので是非試打してみてください。

価格は、本当はフルチタン+タングステンのコストから言えば5万前後つけたい所ですが、なんとか頑張ってヘッド単体で3万9千円。工房さんでどのシャフトを選ぶかによって、最終価格は変わりますが、価格以上の価値はありますので、まずはお試しください。

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